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リンパ痛み左首
首のリンパ、それも左側に特化して痛みをきたすものを聞いたことはありますか?無理な態勢で寝違えてでる事や、肩こりなどによる場合など、たまたま左首であったということで右側にも痛みが出てもおかしくない場合は除いて、痛みにもよりますが今すぐになんとかというとても危険な病気の兆候ということはあまりありません。では、その左首がどのようなときに病気かもしれないという兆候なのかを説明致します。
首にはリンパ節がたくさんあります。頭に近いものから種類を書いていきます。
『オトガイリンパ節』『顎下リンパ節』『咽頭後リンパ節』『浅頚リンパ節』『深頚リンパ節』と5種類ほどあります。
体の半分だけの左首から左肩にかけて特に痛みが出る場合は、心臓の疾患が原因である可能性が考えられます。首や肩の痛みは基本的に筋肉からくると考えれますが、トリガーポイント(心臓)と離れた場所で起こる痛みを関連痛と呼びます。そのため心臓疾患が隠れているとは思いも寄らずに軽視してしまうことも少なくありません。また放散痛もおこることがあります。
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放散痛とは
心臓が脳に痛みを伝える時に、左側の心臓より脳に近い場所が肩や首を巻き込んで痛みを伝えるため、これがどこから来ているのかを脳が判断できない状態なのです。
それでは、その心臓疾患ですが、心筋梗塞や狭心症といった死に直結した病気の場合が考えられます。
心筋梗塞も狭心症もどちらも『動脈硬化』が原因で発症することは知られています。
『動脈硬化』と言えば、生活習慣病の原因で内臓脂肪型の肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病と死の四十奏を揃えた場合に起こる事が多いのですが、それとは別に過度のストレス状態が続くと血管の攣縮によって起こる『異型狭心症』といった場合も稀にあります。
先ずは左側の首や肩の痛みを感じ、その状態が続く場合は肩こりや寝違えと安易に考えてマッサージやお風呂にゆっくり浸かるなどと考える前に病院を受診してみてはいかがですか。検査をして大きな病気がなければ安心ですし、取り越し苦労になっても良いではありませんか。毎日痛みと付き合うことの方が、身体や心にとっても健康だとは言えませんからね。
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