トップページ >リンパ痛み頭痛
リンパ痛み頭痛
リンパによくある痛みとして頭痛の症状を引き起こすことが多く報告されています。
そもそも、リンパ痛みが発生するのは体のどこかでウイルスや細菌によって炎症が起こっているからであり、例えば首で痛みがあった時、炎症のもとは喉や耳という場所が多いです。
そうなると、顔や頭などで血流が激しくなったり滞ったりし、その結果頭痛が引き起こされるのです。一度頭痛が発生するとすぐに治るものではなく暫く様子を見ることになります。忙しくてなかなか時間が取れなく病院に行けないような人は市販の薬を服用することが良いかもしれません。服用して30分程度で効いてきます。
スポンサーリンク
痛みにも様々な症状があり、前頭葉部分が痛かったり後頭部付近だったりするものですが、どちらも基本的に原因は同じなので頭痛になり、それ相応の対処が必要になってきます。神経的なものを疑うことも必要ですが、そこまでの原因になっていないことが多いので市販の薬を使用してもあまり効果が見られないような場合は、リンパ専門のお医者さんにいくことをお勧めします。
また、逆に、ウイルスや細菌、あるいは他の異物が頭の血管に悪影響を与えていて、その結果、様々な症状をを発生させていることもあります。
いずれにしても、このようなことが起こる場所とその原因の箇所は近くにあることが多いということです。どこからこのような症状が発生しているかを特定することも大事です。お子さんの場合はうまく情報が伝わらないこともあるので、絵にしてどこがどう感じるという表現を得てもいいと考えます。
スポンサーリンク
頭痛とは
人間は生まれた時から死ぬまで一度は頭痛を経験するもので、医学的には一つの病気(疾患)と判断されこれまでは片頭痛(月15日以下痛みがある)という言葉しかありませんでしたが2004年に国際頭痛分類第2版が発表され明確に14個のグループに分類されそこから又、枝分かれしてタイプ、サプタイプ、サプフォームに分けていくようになりました。
一般的には一次性と二次性に分類します。一次性は片頭痛があり二次性にはクモ膜下出血、髄膜炎等があります。
3大病名としては、
- 片頭痛(一次性)
- 緊張型頭痛(一次性)
- 群発頭痛(一次性)
上記はいずれも薬局やドラックストア―で貼り紙がでるくらい日本人の7%程度約70万人がかかっていると言われており、特に慢性頭痛(月16日以上痛みがある)が多いですがその理由としては血管が関係している痛みが増すケースと三叉神経によるものと考えられ、他にはストレスや肩こり、肩甲骨のこり、太陽光、生活音、匂い等が考えられリンパの流れとも関係しているお考えられています。
血管の場合は三叉神経が圧迫されセロトニンが必要以上に放出され減少ることが原因ですがこれは日々のストレスによるものと考えられ、ストレス解消で何か運動をすると血管が回復(太くなる)してその反動で一時的に調子が悪くなります。
一度痛み出すと毎日4時間〜12間続く場合や一日おきにくる場合と人それぞれ頻度は異なります。
30歳前後の女性がとくになりやすく6人に一人はこの病気を持っています。外を歩いていたりすると女性がよく首をストレッチしている姿を見かけることが多いと思います。
片頭痛(一次性)
片頭痛は一時性のものでよく聞く言葉ですが、前兆が必ず現れます。閃輝暗点(せんきあんてん)という見えているものの一部がぼやけたり、黒くなっていたり、濁っているように見えます。それと目の前に突然カメラのフラッシュのような光景が見えますが時間は0、5秒から2秒程度の間隔のものです。
統計的に見ると10代では男性よりも女性のほうが約4倍も多く60代まではこれくらいの差があり、60代からはやや下がります。この病気にかかるのは女性のほうが圧倒的に多いです。理由としては月経が大きく関係しており女性ホルモンのエストルゲンが急激に少なくなることです。この病気は遺伝すると言われるくらい遺伝因子が確実にあります。
この病気を完全に治すことは不可能化もしれませんが痛みがおこらないように予防してなるべく症状がおこるということを忘れて生活するというものが一番よいでしょう。
片頭痛になりやすい人の特徴
- 朝食を毎日しっかりとらない(不定期)
- 毎日喫煙する
- アルコールをよく飲む(特に赤ワイン)
- 運動不足
- 遺伝(父母・祖父母)
- 若くしてなりやすい
片頭痛の症状
- 体の奥深くからくるような嘔吐が続く
- 拍動感のような痛みがする
- 音や光、匂いに敏感になる
片頭痛の治療方法としては頓挫療法(急性期治療)と薬を服用するというやりかたです。即効性があるのは頓挫療法です。リンパが痛み出した初期の場合は市販の薬でもよいです、成分としては解熱鎮熱成分、鎮静催眠成分、生薬成分が入っているものがよいでしょう。
お医者さんが処方する薬は血管収縮薬と鎮痛消化薬があります。
血管収縮薬はエルゴタミンとトリプタンがあります。エルゴタミンは1950年頃から世界中で使用されている薬で長年の実績と効果はかなり期待でき血管を収縮させることができるもので、24時間持続して効きます。
トリプタンは点鼻薬、経口薬、皮下注射薬、口腔錠があり脳の血管を収縮させるためだけに使用されるので、「あっ頭痛かな」と感じた時に飲み始めるのがよいでしょう。即効性がありますが持続時間は短いです。高血圧の方は注意したほうがいいです。
鎮痛消化薬は心筋梗塞や脳梗塞に特に効果がありますが血管を収縮させることはできません。一般的に高齢の患者さんに効果があると言われております。
リンパ浮腫の患者さんに投与するとさらに痛みを増長させるのであまりよくありません。
服用合算日が特に明確に決められており週3日以上飲むと薬物乱用によりさらに頭が痛くなりリンパ液にもかなり影響しますので気をつけて下さい。
漢方薬も古来から急性期治療薬として葛根湯や桂枝人参湯等が服用されておりその効果はよいようです。
片頭痛は毎日頭が痛くなる病気ではなく頭の左右どちらかの、こめかみから首筋までの広い範囲が痛くなる病気です。耳下がよく痛くなるリンパとも関係があります。
治療方法
片頭痛にはトリプタンとい薬剤のイミグラン錠50、イミグラン点鼻液、ゾーミック錠が効果が高いです。即効性があるものはやはり注射をうつのがよいでしょう。トリプタンは血管作動物質である血管の中にある5ーHT1Bを抑える効果があります。
子供片頭痛
子供でも一時性になることがあります。
主な特徴としては持続時間が最長でも3日程度とあまり長引かないことや脳の一部だけが痛くなくることです。症状としてはめまいや体の奥底から発生するような吐き気が伴い小児周期性症候群とも呼ばれています。
リンパが腫れて痛みを伴う場合でも薬は飲まなければいけません。アセトアミノファン、イブプロフェン、アミトリプチリン(抗うつ薬)、シプロヘプタジンがよいでしょう。成人の場合はトリプタンを使用しますが12歳以下の子供には使用することができませんので気をつけて下さい。
片頭痛Q&A
Q:薬はどのようなものを処方すればよいでしょか
A:アスピリン、鎮痛剤、アセトアミノフェンが良くいずれも安全性は高いです。
Q:妊娠後、胎児に悪影響はないでしょうか。リンパの流れで胎児にも痛みが伝わらないでしょうか。
A:頭痛が子供に影響することはありません。
仮に重い痛みの場合はアセトアミノフェンを使用して下さい。
二次性頭痛
二次性頭痛はかなり危険な状態のことで死に至るもしくは重度の後遺症が残るような特にひどい場合のことを言います。新国際頭痛分類(ICHD−U)によると次のような場合です。
- 頭部外傷
- 脳血管障害
- 耳鼻眼科頭頸部疾患
- 感染精神疾患
- 頭蓋内疾患
- 薬物乱用
一時性ではなく二時性の可能性がある場合とは、平均的ないつもの痛みからさらに激しい痛みが継続して続く場合や頸部硬直や神経が脱落した場合によるものがあります。
緊張型頭痛
片頭痛は痛みが毎日続くことはないですが緊張型頭痛は15歳以上のかたであれば必ず毎日の日課のようにおこります。15歳以下の方はリンパが腫れて痛みを伴っている可能性があります。
この病気ははっきりと解明されていませんが脳内にある緊張や痛みを感じる部分が異常をおこして痛みに変換されていると考えられています。
症状的には軽いものから重いものまでありますが常に頭を締めつけられ圧迫されているように感じがしますが、場所的にはこめかみ付近に違和感を感じることが多いです。
初期の段階ですと問題ないですが慢性的なものになると完治が難しくトリプメンタルのような特効薬もなかなか効かないことがあるので生涯痛みと付き合わなくてはいけない可能性があります。
この病気になりやすい人の特徴としては
- 過労
- 軽いうつ症状があるかた
- ストレス(職場、家庭)
- 姿勢が悪くうつむく癖がある
- 神経質
- 顎の噛み合わせが悪い
- 現代人の体質によくある首が長い
- すぐに緊張する人及び手にすぐ汗をかく人
- 現代人の体質によくある首が長い
日常生活では適度な運動(ストレス解消)とご飯をしっかり食べることが重要で食べる時はよく噛んで飲み込むまでの時間をなるべく長くしましょう。白米でなく玄米とか10穀米でもいいでしょう。
学校や仕事を毎日休まなければいけないほどの病気ではありませんが毎日痛みが続くと不安になりストレスがどんどんたまるので早めに治療方法を見つけたほうが良いでしょう。
治療方法
治す方法としては薬を服用するのが最もよいでしょう。片頭痛にもきく鎮痛剤がメインになりますが、抗うつ薬やボツリヌス毒素、抗不安薬も有効です。
マッサージで血行をよくしましょう
軽度のものならば、マッサージすることで痛みからくる頭痛を解消することもできます。最近ではこの方法が主流で本屋さんに行ってもこの類のものは種類が豊富でご自分の症状にあったことが書かれている書籍を必ず探すことができるはずです。買うまでは、と考えている方はお近くの図書館で探してみてはいかがでしょうか。
最近ではオンラインで他の図書館にあるものも取り寄せて借りることができるようになっています。医学の専門書はとても難しい用語やローマ字がおおいので、可能であれば図解で解説され、ページ数の多いものを選んだほうがいいかもしれません。そして著者としては大学病院の先生が書いているような本がよりいいかもしれませんね。
マッサージは血行をよくし、炎症のもととなっている物質、老廃物を除去させるこうかがあるので、頭痛を解消し、てやわらげることができます。
また、単に肩こりや緊張が原因の頭痛でも、マッサージをすることで緩和できます。
マッサージをする手段としてはご自分の手でも結構ですし、何か機械のようなものでも結構ですが、あまりやり過ぎると皮膚が炎症を起こしたり、かぶれたりすることがありますので、一定の割合ですることをお勧めします。
治療方法を考えましょう
免疫系の病気が原因で痛みが出ていることもあります。いくつかの症状の一つ、あるいは病気のサインとして起こっていることもあります。免疫機能は人間が生きる上で非常に重要であり、日常の中で病気や感染を常に防いでくれるものです。
免疫系の疾患は早期の治療が大切で、放っておくと重い症状を引き起こします。痛みが軽い場合はマッサージを、重いときは何が原因かをはっきりさせ、治療を行っていくことになります。
頭痛Q&A
Q:頭が痛くなるのは頭の中だけに何か問題があるからでしょうか
A:はい、頭が原因の場合もありますがそれ以外にも歯、あご、首付近のリンパや腰、足の付け根が理由で痛みが発生することがあります。
Q:市販薬(ドラックストア―で販売のOTC)でも十分大丈夫でしょうか。
A:痛みの軽いものですと問題ありません。但し日常生活に支障をきたすような場合はお医者さんの診断を一度受けたほうがいいでしょう。
Q:漢方薬のほうが効果があるとききました
A:とても効果があるとお医者さんも推薦して治療のみならず予防にも良いとされています。
Q:薬以外で何か良い方法はないでしょうか
A:リラクゼーションによる行動療法、ビタミンB2を摂取するサプリメントがあります。
Q:母も常に頭痛に悩まされていましたが遺伝が関係していますか
A:遺伝します。それと先天性のものもありますし、環境によることもあります。