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リンパ痛み喉
喉にリンパ痛みを感じる時は、風邪をひいている事が多いものです。風邪菌などの病原菌は口や鼻の粘膜から入って喉に到達する事が多く、喉のリンパもその影響を受けて腫れやすいのです。
喉周辺にあるリンパは比較的大きく、腫れたり傷んだりしやすいのが特徴です。このため、風邪の初期症状で不快感を感じる人が多くいます。
喉のリンパが痛いのか、粘膜周辺が痛いのかの区別がつきにくいのですが、どちらにしても炎症を抑える治療に変わりはありません。ただし、あまり炎症がひどくなると一度検査を受けてから喉を切開して、膿を出す処置が必要になる時もあります。
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痛みの関係
喉のイガイガするような痛みの症状にはリンパが関係していることがかなり多いです。
そこで先ず、考えなければいけないのは
- いつから
- 痛みの根源はどこから
- どれくらい続いているか
- 家族にも同じ症状の人はいないか
- 過去に同じような痛みの症状がないか
- 以前、同じような原因で病院にかかったことがないか
- 痛みのレベルが徐々に酷くなっていないか
- 今現在もしくは過去に服用していた薬の副作用はないか
痛みのレベルが徐々に酷くなっていないかこのような個人のガイドラインを儲けて、それぞれに対して考えていかなければいけません。 咽というのは毎日生活していくうえで、何度も気にする体の組織です。 つばを飲み込んだり、ジュースを飲んだり、食事をしたりする場合は、何らかの理由で調子が悪くなりだし一度気になりだすとすごく気になるものです。
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喉とリンパの関係
喉は息を吸い込み吐き出すことを喉頭がおこない、食べ物を食道に送り込むという活動を咽頭が一生続けます。
リンパが関係し喉に不快感を感じたり痛みを感じる場合とは、喉の痛みや腫れ、喉や首回りが熱を持った症状が出るのが一般的です。
風邪が原因で起きるリンパが腫れることもありますが、たいていはウイルス性リンパ節炎であり、一時的に細菌がリンパ液内に入って抗体が反応することで起きます。
抗体がウイルスに反応すると、ウイルスを死滅させるために熱が出て痛みを伴うわけです。また、咳やタンなどが出るのも抗体の反応によるものだと考えられるので、このような症状に対して必要以上に気にする必要はありません。
初期症状のうちは腫れも痛みもそれほどなく意外と気が付かないことが多いです。徐々に症状が悪化してきたときに、鏡で自分の顔を見てふとした時に喉が腫れていることに気が付いたり、喉に違和感があることを感じるというのが一般的です。
患部が痛いなと思った時に大きく口を開けて喉の奥の方を見てみると、奥にある筋(リンパ)が赤く腫れていることもあります
喉の腫れ具合によっては飲食時に違和感を感じます。痛みや違和感を感じたらそのまま放置せずにすぐに治療を講じることが大切です。そうすることで早期に完治させることが可能となるのです。
喉の病気
- 咽喉頭炎、扁桃炎
細菌やウイルスが入り込み喉に炎症を起こす風邪のようなものです。症状は扁桃が赤くなり少し腫れ気味で常に何かが詰まっているような感じを受ける - 誤嚥性肺炎
高齢者に多く肺に細菌が入り込み嚥下反射できなくなり誤嚥してしまい、高熱が続き息苦しくなり咳が止まらない。 - 睡眠時無呼吸症候群
肥満タイプの方に多く睡眠中に連続10秒間息をしないというパターンを短時間に5回繰り返す病気
- 喉頭がん、下咽頭がん
喉にできるがんはどこにできるかがある程度決まっており、甲状腺、喉頭、中枢頭、下咽頭、上咽頭、舌、口腔底にできます。症状としては口に入れた食物を飲み込むことができないものは咽頭がん、口に入れた食物を飲み込もうとなかなか飲み込めないのは下咽頭がんの可能性が高いです。
咽喉頭異常感症
この病気はただ喉付近に深不快なものを感じ続けるというものです。ゴマのような細かい粒子が飲め込めずにイガイガしていることもなく水も飲め、声が嗄れる(かれる)ということもなく、微熱もないですが、ストレスが原因でこのような状態が続くようなので自然に1週間程度放置しても変化がなければ内科でセレナ―ル錠やセルシン錠を処方したほうがよいかもしれません。
糖尿病
この病気になると一生治らないと考えられており、一度糖尿病と診断されれば毎日インシュリン注射をご自分で打たなければいけません。仮に注射をしないと目と腎臓が破壊される可能性があります。
喉付近のリンパが痛くなることがありリンパ浮腫になることがあり、水分を体が大量に要求してくるのでほどほどに補給したほうがいいかもしれません。1回に飲む量もコップ1杯分とかです。
何をしても喉の渇きがおさまらず飲んでも飲んでも尿を出すというサイクルが続くと頻尿病昏睡という病気になっているかもしれません。治療方法は今使用しているインスリン注射ではなく即効性のあるものに変えなければいけません。
風邪
喉のリンパが原因で体調がおかしいと感じた場合に他にも似た症状があり、それは風邪です。風邪は喉の調子が悪くなり鼻水がでてくることがあります。
良くもならず症状も悪化せずにそのままの状態が2週間程度続くこともありますがウイルスが徐々に増殖してくる可能性があるのでお風呂に長くつかり体温をあげて免疫力をつけましょう。風邪の初期の段階で鎮静剤を服用すると免疫力を下げる可能性があるので必ずしも良いことではありません。
亜急性甲状腺炎
この病気はのどから耳へとかなり広範囲に痛みが及びリンパ腺と並行して痛みが伸びていくもので甲状腺が破壊されます。男性はそれほどかかりませんが女性が圧倒的にかかりやすいです。
食べたり飲んだりという行為が困難になります。ステロイド剤等を使えば1ヶ月程度で完治ます。
※甲状腺とは喉の下にある内分泌腺のことです。
食道がん
喉に違和感がありリンパの流れがスムーズにいかずに腫れて痛みを伴う症状で似ている病気として食道がんが考えられます。
主な症状としては食欲減退があります。お腹が減らないわけではないが口に入れたもの噛み砕いても飲み込めなくなり満腹感が勝ることになり日に日に体重も落ちて1か月で10キロくらい落ちることもあります。
治療方法としては食道癌と診断された場合はかなり進行しることが多くステージ4で始めてき気付くということも多いです。基本的に外科手術をすることになりますが設備が整っている大学病院のようなところでないとできないです。リンパ節に転移している場合は放射線や化学療法を合わせて治療をすることもあります。
痛みが治まらない時
喉が痛いだけで医師の診察を受ける人はあまりいないと思いますが、高い熱を伴い、強いリンパ痛みが続く時は、可能な限り病院で診察を受けましょう。
リンパが腫れる時には、他には悪性リンパ腫、喉頭癌といった悪性腫瘍が考えられます。これらの症状が出始めたら、腫れだけで痛みを伴わない事が多く、初期の段階で気付きにくい事が難点です。
体や顔を洗う際に、喉に不自然な異物感を感じる、鏡で見ると喉が腫れているように見える、等の症状に気が付いたら、できるだけ早く専門の医療機関を受診しましょう。
悪性腫瘍の場合は、喉のリンパの腫れの他、全身の倦怠感、貧血と言った症状が出る事もあります。